
もともとヨガは女性がやるものではなかった
現在は、ヨガ=女性のやるものという印象です。
ですがもともとヨガは男性の修行のためのもの。
宗教的な意味からも、男性向けのものでした。
有名なヨガの師の1人はこう言っています。
「月経血は、不浄なもの」
この言葉に異論がある方も多いと思います。
通常、月経中のヨガは避けたいものだとされています。
結局ヨガはやっていいのか?
30年近くヨガをやってきた私の考えをお話ししましょう。
月経中のヨガは、禁止ではありません。
しかし、初心者や、ポーズの出来にこだわる方は月経中のヨガは避けたいと思います。
月経は経血を排出する体の働きです。
緊張や頑張りで、体がこわばってしまうと「排出」ができない体の状態になってしまいます。
月経中なのに、排出できなくなるとどうするのか。
脳から「月経が正常に起きるように!!」という指令が強く出されます。
この指令、実は痛みを引き起こす働きも一緒に持っているために、生理痛もひどくなってしまいます。
そんなことから、ヨガをやることに「頑張ってしまう」方々はお休みを勧めます。
月経中にいいヨガ
月経中にやりたいヨガもあります。
開脚のポーズ、シャヴァアーサナ(休息のポーズ)
呼吸法
瞑想
いずれにせよ、体を緩め心をリラックスさせるヨガで、月経をスムーズにしましょう。