満月の不調には、リラックスヨガはバツ!
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◇満月の不調には、リラックスヨガはバツ!

こんにちは、洲濱(すはま)久美子です。

昨日今日で、こんな体調不良を感じている方はいらっしゃいませんか?

「足がむくむんです」

「頭痛が辛いんです」

今日のレッスン2本とも、こんなお声が聞かれました。

実は、想定内。

だって、昨日の夜が満月だったから。

わたしも、下半身のむくみがひどくて正座にも違和感がありましたよ。

ということで、昨日あたりからみなさんにそっと情報を発信していたわけです。

昨日のブログ記事、ご覧になりましたか?

「足のむくみに効く、スプタ・ヴィーラーサナ」

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月の引力によって、潮の満ち引きは支配されます。

女性は水分が多い分、とても月に影響を受けます。

ヨガでは月=女性性、太陽=男性性、と考えられていることから、古代より月と女性の生理の関係は知られていたのことがわかりますね。

満月時は、栄養やパワーが最高に満たされている状態です。

現代のように、普段から潤沢に栄養を取れる状況にあると、満たされすぎてコップから水があふれてしまうのです。

満月のときに頭痛がするのは、心身がまったりモードになること、女性ホルモンなどの影響から、脳の血管が拡張するためだと考えられます。

満月の不調を調整するヨガは、「リラックス」一本やりでは足りないことがお分かりでしょうか。

緊張と弛緩を上手に組み合わせたヨガが、最適です。

昨日の記事で取り上げた、スプタ・ヴィーラーサナも骨盤周辺のゆったり感と、太もも周辺のスパイシーな刺激を兼ね備えたポーズ。

かくいうわたしも「リラックスヨーガ」という名前でヨガ教室を主宰していた時期があります。

でも違和感がありまして、名称を変えました。

リラックスがいつでもいい、最適というわけではないのです。

そのときのタイミング(満月、新月、新年、年末など)、気候条件(梅雨、台風など)、気温、場所(暖かい、寒い)などによって、ヨガのやり方はかわるはず。

アーユルヴェーダの考え方で、ヨガを組み立てるとその日必要なヨガが自動的に出来上がってしまうの^^

アーユルヴェーダヨガ、本当に理にかなっていると毎日自分で感心しています(笑)