女性は月の影響を受けやすい
2015年7月2日(木)は、満月にあたります。
今日のレッスン二本とも「ぼんやりしてしまって、遅刻しそうになりました」「体が重いんです」というお声が聞かれました。
女性は月の影響を受けやすいのです。
ヨガでは女性=月、男性=太陽と考えるほど。
新月→満月の期間は、体が満たされていく時です。
満月の日は、パワーも最大限になる時。
そんな満月と梅雨が重なると、「エネルギー過多」「水分過多」になりやすいのです。
むくみやすいのも当然といえるでしょう。
月の力
さて、満月とともに体内に充満するエネルギーを、「オージャス」と言います。
ソーマ、アムリタとも呼びます。
生命の雫とも、訳すことができるエネルギーです。
栄養を与え、力をつけてくれるもの。
現代風に言いますと、免疫に近い働きをしてくれるもの。
耐久性、忍耐力、平和をもたらすエネルギーなのですが、多すぎるとむくみや動きの悪さをもたらします。
ですから、満月に近づくとだるくなったりむくんだりするのですね。
増えすぎた月のエッセンスをバランスするヨガ
むくみやだるさを緩和するには、背骨を動かすポーズが良いです。
例えば体内の水分調整をする、アルダ・マッチェンドラ・アーサナ。
満月の日は、手をフリーな状態にして背骨をねじることから始めます。
ロリポップキャンデイのイメージで、背骨をらせん状にツイストさせてください。
肩や腕は、ロリポップの包装だと考えて、背骨をねじってから着地点を探します。
腕をテコにするようなポーズの取り方ではなく、
背骨をねじった
→肩がついてきた
→腕、手を都合のいい場所に置く
という流れです。
あらゆるポーズを背骨からとることで、かなりの運動量と感じることができるでしょう。
アクティブなポーズをとらなくても、体の中からすっきりと爽快感を得ることができるのです。
満月の時に限らず、すっきりしたけれど体が重すぎるときは、背骨を意識してポーズをとることを覚えておいてくださいね。