キャンドルで目から浄化
先ほど、アーユルヴェーダサロンのブログにこんな投稿をしました。
クリスマスの季節に、みなさんがキャンドルを求めるのは理由があったのです^^
・神経が高ぶって落ち着かない
・イライラする、そわそわする
・めまぐるしい忙しさで疲れ切っている
・不安や、反対に楽しさを抑えきれない
こんな状態を、和らげてくれるのがキャンドル。
アーユルヴェーダの浄化法の一つに「トラータカ」と呼ばれるものがあります。
キャンドルの灯をじっと見つめることで、目から神経を和らげ・心を浄化するのです。
こちらでは、さらに掘り下げてお話ししましょう。
火と第三の目の関係
ヨガの視点から、キャンドルの火の浄化作用について考えてみましょう。
目のエリアは、第六チャクラ・アジュニャチャクラのエリアです。
アジュニャチャクラは「第三の目」と呼ばれているエネルギーセンターで、「真実を見極める」力を秘めています。
ところが、私たちが実際の「目」つまり視力を使いすぎると、秘められた「眼力」が閉ざされてしまうのです。
目に映るものだけに頼ってしまう生き方、ということをしすぎると真実を見極める目が閉じてしまう。
やれ忙しや、あれを片付けこれを片付け・・・とせわしなく生活していると、本当の知性が鈍ってしまうのです。
目は火のパワーが司るエリア。
ですから火の調整が必要になります。
火の調整だから、水をプラス?
加熱した火を調整するならば、水を少しかければ良い気がしませんか?
そうではなくて、同じ火のエネルギーだけれども、性格の違う火のエネルギーで調整するのです。
加熱した火には、穏やかな火。
真夏のギラギラした太陽の光を和らげるのは、穏やかな灯。
同じエネルギーであっても、性格が違うのです。
キャンドルの炎が、心のささくれを和らげるのはこうした理由。
もともと「火を焚くこと」は、古くからインドで「神様を喜ばせる神聖な儀式」と見なされてきました。
神に捧げる焚き火を、ホーマーと言いますが、これが日本に入ってきて「護摩供養」になったのです。
大きな焚き火が神様への捧げものだとしたら、穏やかなともしびは自分への捧げものと言えますね^^
チャクラは見えない、触れないけれど確かにある
チャクラは見えませんし、触ることはできません。
でも確かにそこにあって、エネルギーのバランスで私たちに大きな影響を与えています。
忙しい季節は特に、注意してバランスを取る生活を送りましょう。
トラブルや病気、怪我を避けるために、頭の隅っこにおいておいてくださいね^^