医者に勧められてSatya yogaへ

Satya yogaは、80代の生徒様もいらっしゃいます。

「物忘れが酷くて、お医者様にかかったら、このヨガ教室を紹介してもらったんです」

という生徒さん。

非常に大雑把な言い方になってしまいますが、ヨガは脳の働き・神経伝達をよくしてくれます。

数多あるヨガ教室の中で、Satya yogaをお医者様が勧めてくださったことを、きちんと受け止めたいと思います。


ですが、人の体は経年で変化をします。

「物忘れ」を改善することはなかなか難しい。

物忘れの恐怖

「自分のやったこと自体をすっぽり忘れてしまうことが、度々あるの。

主人からこう言ってたよ、こんなことをしていたよ、と言われても全く真っ白なの。

それを聞くと、ゾッとするの・・・

まるで別の人間がいるようで怖いんです」

80代のAさんはそうおっしゃいます。

『自分が自分でなくなっていく』ことを意識しているということは、人間にとって最大の恐怖です。

私はまだ若いですが、4世代家族に育っているので、老いの苦しさを身近に感じています。

老人力、なんて言葉が流行したこともありますね。

老いを楽しもう。

それはそれで本当。

でも、綺麗事ではないことも事実なのです。

上の写真のように、綺麗で爽やか、だけではないのが歳をとるということ。

それでもできることがある

老化は避けられません。

生物の宿命です。

歳をとることの恐怖は、肉体の衰えに加えて、社会的役割を失っていくことにもあります。

マザーテレサもこう言い残しています。

『この世で最大の不幸は
自分が誰からも必要とされないと
感じること」

私は思うのです。

ものを忘れてゆく

自分が自分らしくなくなっていく

体が動かなくなっていく

このことを、私たち後輩に体験を聞かせてほしい。

若い世代に、教えてほしい。と思う。

医療が高度に発達した今日では、長生きせざるを得ない。

かつて人間が体験したことのない長寿を、この肉体で生きなくてはなりません。

今まさに長寿を生きている方の実体験を、我々に伝えること。

これは大変に重要な役割だと思うのです。

綺麗事に聞こえるかもしれません。

でも、私は本気でそう思っている。

人は与えられた生で、果たす役割があるのです。

物忘れ改善のためのヨガ

物忘れ改善に役立つヨガはたくさんあります。

Satya yogaレッスンでは、こんなヨガを取り入れています。

例えば、カパラバディ・プラーナヤマ。

脳が輝く呼吸、です。

これはとても難しい呼吸法。

高齢の方には危険も伴う激しい呼吸なので、優しく穏やかにアレンジしてお伝えします。

例えば、ブラーマリー・プラーナヤマ。

蜂の羽音を立てる呼吸法。

気持ちを沈め、落ち着くことができます。

例えば、逆転のポーズ。

高齢の方は、骨がもろくなっているかもしれませんので、これも危険のないようにアレンジ。

いずれも、指導者の経験が求められるもの。

自己流ではなく、そして熟練のヨガ講師について行うことは絶対です。