抑えようもない頭痛。
薬を飲んでも、医者にかかってもなかなかよくならない頭痛。
焼け付くような、身の置き所のないような頭痛は、体に溜まった疲れや緊張が一気に爆発した状態。
アーユルヴェーダではアーマ(未消化物/毒素)と言いますが、パンパンになってしまった状態で痛みが起きていると考えられます。
ヨガ的アプローチを、3つほど挙げます。
全て、少しでも不快だったら中止してください。
パーミング
楽に座り、両手のひらを空に向ける形で、膝に載せる。
両の手のひらに、エネルギーを満たすイメージを膨らませる。
余裕があれば、両手のひらを摩擦熱を感じるまでこすり合せる。
両手をお椀型にして、左右の手をそれぞれ左右の目の上にかぶせる。
目の前が暗闇になるように。
手のひらからの温かさ、目の前の仄暗さを感じ
目から頭まで緩んでいくことをイメージする。
シータリー(シートカーリー)
舌をストローのように丸め、前歯で軽く挟み込む。
舌を丸められない場合は、前歯で軽く舌を挟む。
ストロー状にした舌(あるいは舌と前歯の間)から空気を啜り込み、体が涼しさで満たされるのを感じる。
鼻から熱い息を吐き出し、また冷気を啜り込む
シャヴァーサナ
パーンミング、シータリーを終えたあと、仰向けに休む。
両腕、両脚、胴体、首
全てが重く、大地に馴染むのを感じる。
自分の体と大地
自分の体と空気
循環していることをイメージし、実感する
体内の熱を取り去り、こころ穏やかになることで頭痛が軽減します。