ヨガの内観・体観、実際のところそれは何?

ふわっとイメージ

ダイエット専門ヨガリーラ
代表の洲濱久美子です。

本日は定休日だったので
お友だちとランチをご一緒しました。



彼女も独自のメソッドを伝える
ボディワーカーなので体談義で
盛り上がったのですが、
そこで私が話したことが

ヨガをやっている人は
ふわっと言葉で誤魔化している
人が多い

ということ。

「流れを感じて」
「エネギーを感じて」

結局これは一体どういうことなのか。

流れってなんでしょう?

血流?
血流をよくするって
どうしたらいいの?

コントロールできるの?
どうやって?

「血流が良くなる」とは
血の流れが早いの?
遅いの?

じゃあヨガのポーズや呼吸で
どうして血流が良くできるの?

こうしたことをはっきりと
理解して説明できるヨガ講師は
そう多くないと言えます。

「ヨガポーズはイメージで
エネルギーを動かすものだから」

なんて言葉が返ってきそうですが、
だったらそのエネルギーの単位は?

見えないものは、科学的に解明されている
事象よりもずっとずっと多いのは事実です。

ですが、体を動かして行う現代のヨガ
「ハタヨーガ」と言いますが、
そうしたものを行う以上は
今現在わかっていることを元に
理解する必要があります。

ヨガ講師ならばなおさらです。

なぜなら、それが生徒さんへ
コミットしなければならない
最低必須条件だからです。

講師の想像・妄想で
ヨガレッスンをすることは
そのような前提がない限り
やってはならないこと。

現状のヨガ界は
フィジカルなことを扱っていたはずが
「宇宙意識」といった、精神世界の
話に突然スライドさせてしまう
ことが往々にしてあります。

強い言葉を使うことを許されるなら
それは詐欺とも言えること。

見えないものは、いかにでも
言えるからです。

肉体を通してのみ人は体験する

その一方で、

「骨盤」「肩甲骨」
にこだわって局所的に
ヨガポーズを教えることも
問題です。

ヨガの身体感は
5鞘理論と言います。

図解するとこういう感じ。

ご覧の通り、「肉体」と「外部環境」
とのインターフェイスにおいて
私たちはさまざまなことを感じ
それを元にうちなるものへ
感覚や考察、思索を深めていく
システムなのです。

ですから、肉体面と精神面は
つながっているけれど
すぐに移行するというものではなく
その間には大きな断絶があり
それを埋めるだけの体験・実践
が必要なのです。

肉体の鞘と気の鞘は隣り合わせ
ではありますが、ここの間にも
大きな断絶があるのです。

色々めんどくさいことを
お話ししましたけれど、

要は「地道にコツコツ体を動かす」
ことがヨガ実践の本質で
その先は自然と見えてくるもの
だと言えるでしょう。

>>ダイエットヨガって何?