

世の中、ダイエット法はたくさんあります。
ダイエットヨガも、その一つとして開発されたダイエット法です。
健康に、美しく、しかもしっかり痩せる これを目指しています。
ヨガでダイエット、この意味を今日はちょっとヨガ哲学に絡めてお話ししていこうと思います。
ヨガの身体観
ヨガの世界観では、体は聖なるものが宿る庵だから、常に綺麗にしておかなければならないと考えられています。
神、と訳されていますが、この際の「神」は特定の神様というより「宇宙」というような大いなるものという捉え方がしっくりくる。
肉体は私たちが持っているものですが、それはよくわからないけど大いなるものから偶然に与えられたものなので、活かしきる・使い切ることが大切なんですね。
不潔にしたり、怠惰な生活で病気になったり、もちろん不摂生で太ったりはダメ。
だから、ヨガのポーズ(アーサナと言います)や、浄化法(クリヤ)などで綺麗で健やかに保つのです。
*この項目では「体(アンナマヤコーシャ)」に限定してお話ししています。
私は15歳の時から本格的にヨガを始め、20代、30代、そして46歳の今までヨガを続けてきました。
30代までは「ヨガは痩せるためにするようなもんじゃない、もっと深いものなの」 なんて考えていましたが、今は「痩せる」を含めて体をベストな状態に保つことがまずは基本だなと思います。
自分の体が動かしにくかったり、重かったり、あるいは鏡を見るのも嫌なくらいだったり、人の目を気にしたりする体だったら、どう考えても幸せとは遠い。
やはりダイエット(という言い方をしていますが、ボディメイクの意味です)は、生きる上でとても大切なものなんですね。
残念ながら、私たちは加齢とともに肉体は衰えます。
女性は10代をピークに、20代、30代、40代と肉体美も体力も落ちちゃうんです。
だから、体をしっかりと保つための努力は絶対必要。
食べないで痩せる、なんてやり方は、ホントに体を劣化させます。 多少の努力は、必要なんです。
ヨガの古典書
さて、これは私の思い込みじゃなくて、ヨガの古典書にこう書いてありますので、ご紹介しますね。
生きているものは、身体を持っている。(中略) しかし水に浸かっている、焼いていない土器のように、身体は絶えず老化していく。 ヨガの火で焼くことによって、身体を保たなければならない (ゲーランダ・サンヒター1.6-1.8)かなり厳しいことが書いてありますね^^;
でも、救いもありますよ♡
ヨガをやる人はからならず ・つりあいのとれたまっすぐな身体 ・良い香り ・バランスよく、可愛らしいスタイル ・旺盛な食欲としっかり消化する力 ・爽快さ ・全身の美しさ ・勇気に満ちた心 ・チャレンジする気持ち ・力強さ を持てる。 (シヴァ・サンヒター3.31-32)
さ、勇気と希望を持とう♡ <関連記事> >>ケーキを食べても太らない・1ヶ月でLサイズがMサイズに
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