サッカー西野監督とヨガ哲学
yoga mats

サッカーワールドカップ

出場も危ぶまれた、2018年ロシアサッカーワールドカップ。

直前の監督交代劇も相まって、期待されていなかった日本チームが善戦しました。

色々と批判もあった、今回の日本チーム。

淡々と指揮をとり、すばらしい結果を残した西野監督をみて

「ヨガが目指す『仕事』の仕方だ!」と感じたので記事に綴ります。

ヨガの説く『よい仕事の姿勢』とは

人は与えられた場所で、できる限りの力を尽くして仕事すをする、というのがヨガの教える「仕事の姿勢」です。

結果を期待したり、評価や報酬を期待しない行いが、心を平和にするという教えです。

わたしたちはみな

「これ、評価されるかな・・・?」

「これ、批判されるかな・・?」

と多少なりとも考え、自分の行動を考えてしまうもの。

その考えがあるから、不安に苛まれたり、自信をなくしたり、あるいは傲慢になったりすると教えます。

仕事や行動の結果を思い煩わず、今自分のできるベストを尽くそうよ!ということです。

ヨガ哲学ではこう書いてあります

「バガバヴァッド・ギーター」に於いてヨガは人の生き方についてこう説きます。

心で感覚を抑えて

あらゆることに執着せずに

私欲なく仕事を遂行する人こそ

まことに優れた人である

田中嫺玉訳『神の詩・バガヴァッド・ギーター』第3章7節より

きっとわたしが考えるより大きなプレッシャーがあっただろう、サッカー日本代表監督という仕事。

淡々と役割を果たした西野監督は見事なヨギと言えるでしょう。

西野監督は、バガヴァッド・ギーターを読んだことがあるかどうかはわかりません。

ギーターの教え、ヨガ哲学の通りに行動した方だということは事実。

尊敬してやみません。