マントラとは?
ヨガでポーズ、呼吸、瞑想と並んで大切にされているのが、マントラ。
サティア・ヨガでは、ヨガレッスンの最初と最後に唱えます。
さて、このマントラとは一体なんのことでしょう?
ヴェーダの時代(紀元前5世紀ごろ)、バラモン(僧)が神を祀る祭祀の時に唱えた文言。
始めは口伝であったが、のちに書物にまとめられています。
たくさんある文言の中から、特にパワフルなもの、神聖なものが現在も多く唱えられています。
マントラ、どう覚えればいい?
マントラは、サンスクリット語という古代インドの言葉です。
現在はこの言葉を日常に使う人は少ないですが、現在でも大変権威のある言語です。
聞きなれないサンスクリット語のマントラ、どうやって覚えらればいいのでしょう?
マントラは、音が大切です。
微妙な音や音階など、耳で聴いて自然に身につけてゆくと、マントラのパワーを最大限享受することができると言われています。
コツは、カタカナに直さない
私がマントラを覚えたのは、完全に耳からです。
師匠が唱えるマントラの音を、音として体に入れ込みました。
日本語の音に変換すると、別の意識のチャンネルが開いてしまいます。
するとマントラのヴァイブレーションが、受け取れません。
これは私の実験上の感覚、生徒さんの様子をみての感覚です。
年齢が上がると、なかなか覚えられないもの。
でも、一ヶ月もするとなんとなく口ずさむようになります。
繰り返しますが、マントラの唱えかたは「カタカナで覚えようとしない」こと。
つまり書いて覚えるのは、あまりおすすめでないということです。