股関節が硬いとダメ?開脚とダイエットの関係

そもそもそこ、股関節?

ダイエット専門ヨガリーラ
代表の洲濱久美子です。

「股関節が硬い」
と言うことをさらっと
口に出しがちですが

そもそもそれ、
×股関節が硬い
内モモが硬い
の間違いの場合が多いです。

例えばこのポーズ
足裏を合わせて膝を開く
「バッダコーナアーサナ」

股関節が硬いの、、、
の根拠となるポーズです。

膝が床に下ろせないことで
「股関節が硬い」
と考えがちですが、

どこがひっかかって
膝が開かないか?

で股関節が本当に「硬い」のか
内モモが硬いのか
あるいは別の理由があるのか

が変わってきます。

股関節が硬いと太りやすくはなる

もう少し股関節について
お話しさせてください。

股関節ってどこのことでしょう?


この位置なんです。

内腿でもなく、ここでもない。

2枚目の写真の箇所は
「大転子」という部位です。

「股関節が硬いと太る」
ということはあるのですが、

股関節が硬いことによって

①体の動きが制限される
②本来使われるべき腹筋群・
 臀筋群などが使われない

という弊害が生まれて、
その結果

①体の中の大きな筋肉が
使われず、カロリーの消費が
抑えられてしまう

②代わりに過度に使われる
 前モモや外モモが発達しすぎて
 足が太くなる

といったことが起こります。

ですので、股関節・正確には骨自体ではなく
股関節周辺の靭帯などが硬くなると
結果的に太る、
ということにつながります。

正しい方法で股関節にアプローチしよう

一時期流行った
「べターっと開脚する」

あれは百害あって一利なし

と思ってください。

実は股関節、開脚の可動域は
片脚で45度。
両足開くと90度ですね。

そこまでひらけば正常なのです。

それ以上の過度な開脚は
怪我のリスクを伴う

のです。

自己流で
「股関節を柔らかくして
痩せよう!」

とすると、痩せないどころか
怪我をする危険性が高い。

股関節周辺を柔らかくして
痩せやすい体になるためには
プロの目が必要です。

自己流で頑張る、は禁物なのです。

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