不当な値切りに応じること
ひとり自営業をはじめてそろそろ10年です。
周囲の知り合いにも、自分1人でお仕事をしている方がたくさんいらっしゃいます。
そういうお知り合いから、時々唖然とすることを聞きます。
『タダでお願いー♡』
『えー、高ーい!私お金なーい(でもサービスは受けたい)』
『私、それ欲しい(タダで)』
『ちょっとでいいから、教えて?(それを仕事にしている人からタダで教えてもらおうとする)』
こういうことを言う人は、珍しくないみたいです。
ひどい人達ねえ・・・!!!
ということを語りたいわけではありません。
この手の要求に応える人自身が、罪を重ねているんだよ、というお話。
人のやるべきことを奪うのは、罪を重ねること
ある人がやるべきことをやらせないことは、罪なのです。
この場合は不当な値切りに応えることが、「本来払うべきだった、正当な対価を払う行為をさせない」ということになります。
何が罪なのか。
相手に「カルマ」を積ませてしまう罪。
そして値切りに応じた人自身も「相手にカルマを積ませてしまったカルマ」を背負います。
カルマとは何か
カルマ、聞いたことはあるかもしれませんね。
カルマとは簡単に言えば、やり残した宿題のこと。
この人生でやり残した宿題は、次の生に持ち越されます。
持ち越された宿題は、さらに大きくなり、その宿題が人格や運命を決めてしまいます。
もちろん、良い人格や良い運命にはなりませんよね。
しかも・・・・・・
今の生でも、前世の宿題を持って生まれているわけです。
この上さらにカルマを積んでしまったら・・・
恐ろしいことですよね。
よく思われたいから、と応じないこと
サービスすることが悪いわけではありません。
「不当」なサービスをすることが罪なのです。
突き詰めて言えば、「誰かに言われたまま受け入れる」ことは、自分に罪を重ねさせること。
同じ行動になるにしても、「自分で考え、自分で納得して行動する」ことです。
例に出した「タダでやって♡」に応える場合、何か理由や条件があれば良いのです。
あ、無理やり考えた理由、ではないですよ(笑)
失礼な要求は呑まない。
「嫌われてしまうかしら・・・?」と気になりますが「私もあなたもカルマを積んでしまうから」なんて思えれば、淡々と断れますよね^^