年下、年上、上から目線、へり下り

カフェで声をかけられました

地域のつながりを作りたいという思いで、2年前から主催している「横浜ウーマンランチ会」。

今月は今日が開催日でした。

ランチ会が終わって反省会をするために、共催の友人と桜木町駅の側のカフェでお茶をしていた時に

「洲濱さん」

と若い男性に声をかけられたのです。


彼は息子たちの参加する、地域ボランティアのリーダー的存在の高校三年生。

進路も決まり、カフェでアルバイトしているそう。

思いもよらないところで、思いもよらない人に声をかけられて、びっくりするやら嬉しいやら。

一緒にいた友人に彼を紹介する時に、自然とこう言っていたのです。

「彼は私の、友人なのよ」

25才の年齢差があっても

彼は私の息子である年齢。

そして息子たちのつながりの中で、出会った人。

でも、彼の活動や発言に共感し、私自身の友人に位置付けていたんですね。

今日の無意識の紹介の中で、初めて気づきました。

これまで、私は息子と同じくらいの年齢の子どもたちを「友人」として意識をしたことがあっただろうか。

未熟・未経験と人間性は違う

年若い人は、私たちより未熟です。

経験が少ない分、やはり大人が助けるところはたくさんあります。

でも、それと彼らの人間性は全く別のもの。

年若い人でも、素敵な人だな、尊敬するな、と思った人と、私は友人でありたいと思うのです。

年下か、年上か

年下か、年上か。

私が学生だった頃は、とても大きな問題でした。

一つでも先輩でしたら、どこまでも立てる。

ある意味それも、大切なことでしょう。

先輩の歴史に敬意を払うということですから・・・

しかしもっと本質的な部分を見て、人と繋がりたい。

年上だから上から目線、とか

若いからへりくだる、とか

そうではなくて、もっと人間対人間で繋がりたい。

それが、相手を尊重することだと思うのです。

年齢差に限らず、自分が優位か、劣位かではなく、フラットに繋がることができたならば、私たちはもっと寛容な世界を作れると思うのです。