「子どもは賢い、子どもに帰れ」は違います

子ども賛美は違います

子どもに学ぶこと、たくさんあります。

でも「子どもは純粋で賢い、大人は子どもに戻れ」は違うのです。

子どもはどこまでいっても、子どもなのです。


子どもの輝きは、未熟だから

子どもが素晴らしいことを言ったり、素晴らしい作品を作ったりするのは、未熟さゆえのもの。

「大人になると、汚れる」

なんて言いますが、これも違います。

子どもの頃の無邪気さではいられない状況を、体験するからです。

体験や経験は、知力になります。

知力は、自分を磨きます。

体験と知力がない子どもは、やっぱり大人より未熟なのです。

なぜ生まれて来たのかを考える

人は、「学びを深めるため」生まれてくるとたくさんの宗教や哲学で言われます。

子どもの頃が素晴らしいならば、生まれてくる必要はありません。

経験を重ねて、純粋さを無くして、さらにそれを乗り越えることで、魂がより高みに登るのです。

大人は素晴らしい

子どもは素晴らしい。

でもそれ以上に大人は、素晴らしいのです。

私たちは、もっと自分を誇りに思って、恐れずに成長してゆきたいものです。