加齢は老いなのか?

アンチエイジング産業花盛り!

アンチエイジング、長いこと流行っている言葉です。

美魔女、グルコサミン、コンドロイチン・・・

巷を見渡すと、「加齢に逆らう」「加齢に負けない」が、一大産業になっています。

この根底には

「加齢」=「老い」「衰え」

という考えがあるからです。

しかし、これははっきりと誤りだと知るべきでしょう!!

加齢は衰えではなく、成長の一段階である。

ヨガをやる人は、古代からそう捉えて来ました。


免疫力アップヨーガは、50代以上の方を対象としたヨガレッスンです。

しかし私は、「アンチエイジング」「老いに負けない」とは唄いません。

なぜなら、加齢を避ける必要がないからです。

体を超えた精神の世界

ヨガは人の命を5つの段階に分けて捉えます。


一番外側から

肉体(食物でできている)鞘
気(呼吸)の鞘
心の鞘
理知の鞘
至福の鞘

そしてその内側に「真我」=本当の自分の魂がある。

命は内側の真我から順に展開して発生しているのです。

残念ながら、命は真我を覆っている鞘を曇らせる行動をしてしまいます。

例えば、体の美醜を競ったり

身体能力の優劣に捉われてみたり

知性の高さに驕ってみたり

幸せであることを追求してみたり

比類なく素晴らしい、私たちの魂は常に輝いています。

ですが、取り囲む鞘の汚れによって魂が自分にも見えなくなってしまうのです。

人は皆、肉体を持って産み落とされます。

発生とは逆に、外側から経験を積んでゆき、鞘の曇りを一つ一つ落としてゆく。

真我にたどり着くために人生を送るのです。

体の経年変化にとらわれることが、いかに的外れであるかお分りいただけますでしょう?

「アンチエイジング」と言っている間は、足踏みをしているということ。

体を超えた、さらなる素晴らしい世界に入ることができないままだということなのです。

しかし、体を軽視するのは間違っている

体にとらわれることは、的外れです。

でも、前章でお話した通り人は外側の鞘から順に、曇りを落とす作業をしなければ成長できません。

いきなりスピリチュアルに走るのは、これまた大勘違いなこと。

与えられた肉体で、動く動かないは別として、精一杯経験を積むこと。

時が満ちたら、その次の鞘がテーマになる。

当たり前の生活を、当たり前に淡々と送ることだけが、本当の自分を再発見する道なのです。

メディアに踊らされず、自分を見つめて誠実に生きることで、加齢は衰えではなく進化になります。

日々の暮らしを大切に生きる、これに尽きるのでしょう。

そうは言えど、外見だって気になるのも人間です

感情は人間に与えられた、素晴らしい心の働きです。

感情を殺すことは、魂を磨くことと何の関係もありません。

美しくありたいな、元気でありたいな。

そういう気持ちを楽しみながら、捉われず生きてゆけたら良いですね^^