先日、学生時代のお友達と卒業以来初めてじっくり話す機会がありました。
ものごとについて、決めていることがあるというのです。
それが起きたら、即おしまいにする。
素晴らしいこと!
彼女はヨガをやってはいませんが、ヨガ的な発想です!
人付き合いについては、特に当てはまりますよね。
どんな理由や事情があっても、それが起きたら一発で終了というラインを自分の中で持つことで、自分の立ち位置をいつでもしっかり確保できるのです。
「バシッ」と切るわけでなくても、心の中でその関係を終了にする。
このラインを持っていると、いわゆる「ブレ」「自己犠牲」「無理」は起こりにくい。
「一発退場ライン」がないと、ずるずる情に流されたり、損得勘定で好ましくない状況を続けてしまったりするわけです。
いわゆる「腐れ縁」「悪縁」というものね。
こんな縁はいらないでしょ?少なくともあなたにとっては。
「一発退場ライン」は、もう感性の世界のものです。
理屈じゃないの、ということこそが大切なように感じます。
人によっては「なんでそんなことがダメなの・・・?」と思うことでも、あなたが「これは・・!!」ということなら、一発退場・一発終了。
それを知るには、自分の感性を知らなくてはいけません。
あなたは、一発退場ラインを作れますか?
反対に、その場の感情で「もうダメ!!これおしまい!!」としてしまうことも多々あるように思います。
そんなに重要?いっときの感情ではない??
損得勘定、愛着、執着、欲、世間体、惰性、こんなものが、あなた自身の感性を見る目を曇らせます。
プラギャ・パラーダ=理知の誤り
私たちはどうしても、経験則や思い込みでものごとを見てしまいます。
本当にあなたにとって、大切なことは何?
人にはよくても、あなたにはよくないことがあるのよ?
ヨガの行は、理知の曇りを取り払う大掃除。
ヨガは「一発退場ライン」を見極めるための下準備になります。
大人になって初めて再会した彼女は、その生き方が周りの人から支えとされている人。
自分を知って、自分を生かすように生きている人は、輝いている。
私もそうなりたいわ、と目標をもらったひと時でした。