ヨガの種類って何があるの?
今、世界中でたくさんのヨガが行われています。
「ホットヨガ」
「パワーヨガ」
「アシュタンガヨガ」
「アイアンガーヨガ」
「陰ヨガ」
一体ヨガって、どれだけ流派があって、どれだけの違いがあるのでしょうか?
ほぼ全て「ハタ・ヨーガ」の系譜
上に挙げたヨガ流派、そもそもはハタ・ヨーガと呼ばれるヨガの中の一つのアレンジ。
ハタ・ヨーガを基に、あれこれ流派のアレンジが加わっているものを「ヨガの種類」と思ってしまっているわけです。
アレンジをした先生の名前を冠しているもの(アイアンガーヨガ等)や、ヨガの特徴を表した名前(パワーヨガ、ホットヨガ)、オリジナルネーム(アシュタンガヨガ等)など、焦点の当て方によって名付け方が変わります。
ハタヨーガとは
ハタ・ヨーガとは、ヨガポーズ、呼吸法、瞑想を柱とした、一般的に私たちが行なっているヨガのこと。
Satya yogaでお教えするヨガも、ハタ・ヨーガです。
私の場合は、季節や気候、時間等をアーユルヴェーダ的に考えてヨガをアレンジします。
そもそもヨガとアーユルヴェーダは双子の生命科学ですから、わざわざ「アーユルヴェーダの理論を」なんていうのがおかしいのかもしれない。
さて、ハタヨーガとは13世紀ごろ北インドでゴーラクナートという聖者が作り上げたヨガの体系と言われています。
16〜17世紀にスヴァートマーラーマが書物としてまとめたのが「ハタヨーガ・プラディピカー」
現在私たちが行なっているヨガの基礎を記した本です。
ヨガポーズの種類は?
「ハタヨーガ・プラディピカー」を翻訳した佐保田鶴治先生の解説には
「主なアーサナ(ポーズ)の種類は八十四と計算されている」
とあります。
さらにハタヨーガ・プラディピカーで実際解説されているポーズは、15種類。
意外に少ないですね!
このポーズを中心に発展し、無数のヨガポーズが誕生したのです。