マタニティヨガの事故を避ける、ポーズのアレンジ方法を知っておこう

◇マタニティヨガの事故を避ける、ポーズのアレンジ方法を知っておこう

こんにちは、洲濱(すはま)久美子です。

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ママヨガ新横浜レッスンは、腰痛対策プログラムでした。

腰の硬さやズレは、同じように背骨の延長線上に左右位置する肩甲骨にも影響してきます。

腰痛を持つ人は、たいてい肩こりを持っているはず。

両方から両方へ、アプローチしてゆくと、効果倍増です。

腰の筋肉を和らげるおすすめのポーズは、バラ・アーサナ(こどものポーズ)。

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しかし妊婦さんが参加することの多いママヨガでは、全員そのままのポーズで行うわけにはいきません。

お腹の赤ちゃんが、上半身と腿に押しつぶされてしまいます。

妊婦さんは、お腹の幅くらい膝の間を開けてポーズ。

腹圧がかからない、安心のポーズになります。

ただこのアレンジだと、腰の伸びはいまいちであることも事実です。

こういう場合は、理論でポーズを組み立てられるとどんな体調でもヨガを行うことができていいですよ。

・腰を伸ばしたい
・妊娠中だから、お腹に圧力を加えたくない

・うつ伏せは避けたい。座位の前屈だと、響きがいまひとつで満足できない

仰臥位(仰向け)をセレクト!

バラ・アーサナを仰向けにすればいいんです。

座位でのバラ・アーサナは、床がありますから腰の丸みには制限があります。

仰臥位でのバラ・アーサナは床という制限が膝にありませんので、腰のカーブがつけられる。

もちろん、妊婦さんは膝を開いて膝を腋の下に入れ込むように行ってくださいね。

これはパヴァナムクタ・アーサナ(ガス抜きのポーズ)という名前が付いています。

腰を緩める効果と、ポーズ名通りお腹のガスを抜く効果があります。

妊娠中の軽い運動はおすすめです。

しかし妊娠中は細心の注意を払って、運動してください。

ヨガでも、マタニティエアロビクスでも、マタニティスイミングでも、なんでも「今どこに効かせているのか」「自分の体は、その姿勢で大丈夫なのか」ご自分でも意識してください。

インストラクターは、もちろん妊婦さんに適した運動方法を教えると思いますが、最終的にはご自分でご自分と赤ちゃんを守るんだという意識を常に持っておくといいですよ。