腰痛を緩和するにはどうしたらいいですか

「腰痛を治すためにはどうしたらいいですか?」というご質問を受けました。

腰痛対策の根っこは、腰痛にならいないような正しい姿勢を保つ事。

残念ながら、普通に暮らしていると姿勢は崩れてしまうのです。

何が「正しい姿勢」なのかがわからない。

壁を利用して、姿勢を確認できますよ!

正しい姿勢の確認の仕方

壁際に立ちます。

後頭部・肩甲骨・仙骨(腰の骨)が壁についた状態が、良い姿勢です。


腰と壁の間には、手を差し込めるほどの軽い空間を保ちます。

壁立ちができないから、腰痛になるのです

試してみると分かりますが、この姿勢を保持するのはとてもとても大変です。

腰痛を持っている方の多くは、体重が後ろに偏っています。

体重をつま先方向にも分散させ、お腹の奥の筋肉を引き上げると正しい姿勢で立てるのですが、これができない方、多い。

原因はお尻の固さ。

正しい姿勢になるために、お尻をほぐしましょう。

お尻をほぐすポーズ

仰向けになって、腰をねじるポーズは、お尻を緩めるのに役立ちます。

ただし、お尻が固いと腰が反ったままねじってしまい逆効果に。

腰痛の方は、まず膝を十分曲げ、腰の丸みを感じながらねじります。


お尻が解放されたと感じられたら徐々に膝をのばして、腰を伸ばしてゆきましょう。


一日一回は、壁で確認

お尻が柔らかくなってくると、壁立ちも楽にできるように。

1日一回で構いません。

「正しい姿勢」を確認する癖をつけましょう。