こんにちは、洲濱(すはま)久美子です。
アーユルヴェーダヨガ(旧アーユルヴェーダ・ヨガ)、ママヨガ(旧すっぴん美人ママヨガ)連続2クラスの火曜日でした。
全員お悩みが「肩こり」「首のハリ」です。
全員原因がわかっている肩こりなのです。
生活習慣からくる肩こりですから、一時的にほぐしてもすぐ元どおりになってしまう。
体に正しい姿勢を思い出させましょう。
わたしがオススメするのは、スプタ・バルターナ・アーサナ。
ハタヨーガプラディピカーに載って・・・・いないんですよ^^
わたしが作ってしまいました!
肩の関節を動かして行くことで、肩こりの解消を図ります。
しかし座位・立位で肩を動かすと首がすくんだり、無駄な力が上半身に入ってしまって、かえって肩こりがひどくなりかねません。
仰向けになって、重力を味方につければいいんです。
無駄な力みを、地球が引き受けてくれます。
仰向けになって、仙骨(腰の骨)、肩甲骨、後頭部を床につけます。
両腕を肩の高さに置き、肘を曲げてバルタン星人ポーズ。
そのまま床の上を肘がスライドしてゆく感覚で、肘を動かします。
あくまで肩を耳たぶ方向に上げないでくださいね!
肩の高さでまっすぐに腕をのばしても良いのですが、これまた首が詰まりやすいのです。
肘を曲げることで、首の緊張が取れやすくなります。
仙骨がうまく地面に付かない方は、立膝で行うといいですね。
極端な肩こりに先週から悩んでいたSさん、終わった後のご感想です。
(肩の)動きがよくなって、楽になりました!
抱っこ紐が原因で、ひどい肩こりに悩むOさんはこんなことをおっしゃっていました。
気づくことができるようになりました。
Oさんのように、ヨガを始めることで気付かなかった体のズレや詰まりに気づくことがあります。
気づくことが、改善の第一歩。
鈍感が一番怖いのです。
バルタン星人ポーズ、お家でも取り入れてみてくださいね。
何事もどうすれば負担が軽くなるか、工夫しましょう^^
スプタ・バルターナ・アーサナ^^の後は、ジャタラ・パリバルタナ・アーサナ
(捻ったワニのポーズ)
肩甲骨と骨盤は連動していると考えらます。
骨盤から肩にアプローチをかけるのも、面白いもの。
ある程度肩が動くようになったら、前屈しながら腕を絞り上げるヨーガ・ムドラーでより一層刺激を入れてみましょう。
ポーズのコツは「肩の関節をぐるっと動かす」感覚です。
腕だけを絞りあげようとすると、腕は上がらないばかりか、首の後ろに緊張が入ってますます肩首のハリがひどくなる。
どうやったら自分の体が動くのか、じっくり検証しながらヨガを楽しんでくださいね。