こんにちは、洲濱(すはま)久美子です。

寒くなってきました。

今日の免疫力アップヨーガ、50才からの免疫力アップヨーガともにテーマは「徹底的にお腹!」です。

お腹の底から暖まれるような体作りを、ヨガでお手伝いいたします。

腹筋を意識してポーズを行い、脂肪ではなく発熱できる筋肉をつけて行きます。

シックスパック、カニ腹を目指す腹筋運動ではなく、コアな筋肉を鍛えてスレンダーな体型を守りつつ、発熱できる体を目指しましょう。

そもそもヨガの呼吸法とポーズをしっかり行えば、外側にムキムキ筋肉はつかないんですけどね。

自分の重力を上手に利用する気持ちで、腹筋をつけます。

12月のこの時期、例えばこんな腹筋に効くポーズがお勧めです。

この字

(写真はYogini別冊より)

頭の重さを利用して、体の奥にある筋肉を目覚めさせます。

背中全体を床に降ろして、グラウンディングを図ります。

お腹の中心に筋肉をぐっと集約することで、体全体にまとまり感がでてきます。

忙しい師走には、落ち着きが必要ですので、グラウンディング・センタリング効果を狙って行きましょう。

またこのポーズでは、足と頭が上がっています。

今日のレッスンでは、さらに両手を天井に差し上げました。

根っこがしっかりまとまっているところから、大空へ軽やかに駆け上って行く広がり感もプラスされます。

お正月休みにずーーーんとコタツに潜り込んだまま動かない、そして体重も増加・・・なんてことを防ぐエッセンスも加えられていて年末年始にお勧めなポーズなのです。

ただ一点、気をつけなくてはならないポイントがあります。

頭を上げる時、首の力であげようとしないこと!

試しにやってみてください。

楽に呼吸ができますか?首が凝りませんか?奥歯、噛み締めていませんか?

これでは体の中の巡りが首元でストップしてしまいます。

悪くすると首を痛めてしまうかも。

コツは、肩甲骨を床から引き剥がす気持ちで、頭を持ち上げること。

写真のモデルさんも、首に力が入っていませんね。

肩甲骨を意識することで、さらに腹筋への効果が高まります。

首こり、首の損傷も避けられます。

冷えない体作りができる腹筋ヨガポーズ、お腹がぺたんこになる嬉しいおまけ付き!

正しくポーズをとって、厳しい冬を乗り切りましょう。