こんにちは、洲濱(すはま)久美子です。
みなさん、自分と同じタイプの人と付き合うのが楽ですか?
それとも、自分と違うタイプの人と付き合うのがいいですか?
友達付き合いでしたら、同じタイプが集まってまったりするもよし、弾丸トークするもよし。
結婚相手や、組織を作る仲間でしたら、違うタイプと組むことをお勧めします。
アーユルヴェーダの考え方の基本はこうです。
・似たものは似たものを増やす
・異なるものは、異なるものを減らす
夫婦や団体は、異なる個性の持ち主が組んだほうがうまくいきます。
その真価が発揮されるのは、危機・トラブルの時です。
違った個性の持ち主は、違った分野が得意です。
弱点もかぶりにくい。
ですから、バランスをとることができるのです。
そもそもピンチを回避できることも、同じタイプの集まりより上手です。
ピンチを打開する方法も、誰かが考え付くことができる。
全てはバランス。
これはアーユルヴェーダでも、ヨーガでも同じ考え方。
加えて重要なのが、基本的な価値観が一緒なこと。
趣味とか、好きなことが同じという意味ではないですよ。
善悪の判断基準が同じ、倫理観が同じ方向を向いている人と、組んでくださいね。
洲濱夫婦は、全く違うタイプです。
生まれ、育ち、好み、文系・理系、人付き合いなど全部違います。
ボランティアで活動している親子サロンまみーずりんくの仲間も、タイプがバラバラ。
・緻密な作業が得意で、根回し上手タイプ
・・・アーユルヴェーダ的に言うとカパ要素が強い。
安定感と頼り甲斐があるキャラクターです。
外見は、なによりきめ細やかで白い肌!やっぱり土の要素カパが多いですね。
・人を惹きつける力が強く、快活かつ意見をはっきり言うタイプ
・・・軽やかな彼女は、風の要素ヴァータが強み。
対応も早く、対人関係は広いです。
加えて淡白なところも、ヴァータ的です。
・行動力があり、正義感が強いタイプ
・・・先頭を切って、行動するのが得意な火の要素ピッタな女。
意外にも律儀です。
眼光鋭いという、ピッタ的外見をしています。
これはそれぞれの良い面をあげたもの。
裏返すと、それぞれ違った欠点が見えてきます。
三者三様なので、みんなカバーしあってなんとか組織を運営している。
ここのところ、「違うタイプが集まる集団の強さ」に助けられることが続き、本当にアーユルヴェーダ的考えの素晴らしさに感じ入っています。
人とのつながりを考える基準として
「危機的な状況を上手に乗り越えられるメンバーか?」
ひとつ取り入れてみてください。