こんにちは、洲濱(すはま)久美子です。

昨日のすっぴん美人ママヨガレッスン、子供達がまたまたたくさん来てくれました!

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もっといらしてくださったんですが、授乳中だったので写真はナシ。

小さな赤ちゃんがいると、1歳代の赤ちゃんが大きく見えてしまう不思議です^^

初参加くださったMさんが、こんな質問をくださいました。

オーム、シャンティ、ってなんですか?

どういう意味がある言葉なのでしょうか?

しゃれぞレッスンでは、初めと終わりに、あるいはシャヴァーサナ(おやすみのポーズ)中にオーム、そしてシャンティと唱えます。

クラスでは「気持ちをヨガモードに入れ替える合図が、オームですよ」とお伝えしています。

シャンティは、平和・平穏であれますようにという願いの言葉。

簡単に言うと、上の解釈であっていると考えていますが、もうすこし突っ込んで解説させてくださいね。

オームとは、古代インドの神官が祭祀をするときに受け答えに使っていた言葉でした。

これがだんだん神聖な意味を持つようになり、全宇宙を表す最も神聖な言葉として今も唱えられる言葉となりました。

キリスト教の「アーメン」も、この「オーム」が変化した言葉だと言われています。

同じ印欧語族ですからね。

日本の密教で使われる真言、「オンなんとかかんとか」のオンも、もちろんオームから。

オームをアルファベットで表記すると、次のようになります。

AUM

あうん

A(あ)は、人間が生まれてきて最初に発する音。

五十音でもアルファベットでも第1番目の音ですね。

この世、宇宙が生まれ出でたときはじめにあった音だと考えられます。

M(ん)は、声を出しながら口を閉じると、この音になります。

世界の終わりの音と考えることもできます。

U(う)は、AとMをつなぐ音です。

私たちが歩む、生の時間や、宇宙が存続し続けることを表す音なのです。

つまり、オームという短い音は、この短い言葉の中にすべての物事の移り変わり・自然のルールというものを全て含んだスペシャルな言葉だということが言えるのです。

ヨガの聖典、「ヨーガスートラ」にもオームについて記載されています。

「この宇宙の理を言葉で表したものが聖音「オーム」である。

ヨーガ行者はこの聖音オームを反復謡唱し、そしてオームが表す宇宙の理をイメージすることが必要である」

ですから、ヨガ(ヨーガ)とオームは切っても切り離せないものなのです。

いずれにせよ、最初はただの合いの手・かけことばだった言葉が、人間の歴史とともに深い意味を帯びてきたということに、その言葉の底力を感じてしまいませんか?

ポーズ以外のことでも、ヨガに関して知りたいことがあればぜひ!Mさんのようにお聞きください。

大喜びでお答えしますね。

わからないことは、きっちり調べてお伝えしたいと思います。