この痛みに気づかなかったら、どうなるの?アーユルヴェーダの「未病」

体調は悪くなかったはずなのに、激痛!

昨日アーユルヴェーダトリートメントを受けてくださったお客様は、

「疲れているだけで体調は悪くない」

と、おっしゃっていました。


ところが、施術を始めるとあちこちで

「未だかつてない痛み!!」

を感じたとのこと。

ご自身の気づいていない痛みが、体にはあったということ。

施術後は実は気になっていた関節の動きの悪さが、治ったと驚いていらっしゃいました。

もしこれを放置していたらどうなったんですか?

「もし今日アーユルヴェーダを受けなくて

この痛みに気づかず放っておいたら

どうなっちゃうんですか?」

と質問を受けました。

いずれ、病気になります。

症状が病気になる前に、ケアするのがアーユルヴェーダなのです。

アーユルヴェーダの「未病」

アーユルヴェーダは病気の段階を6段階に分けます。

「健康」な状態から出発すると、7段階に分かれますね。

1.健康
2.蓄積(不調の素がたまり始める)
3.増悪(不調の素が増える)
4.播種(不調の素が、病気の種となって広がる)
5.極在化(病気の種がその人の弱い部分に定着)
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6.発症(症状となって現れる)
7.慢性化(病気が慢性化する)

通常ですと、5までが「未病」と一括りにされてしまいます。

アーユルヴェーダでは、「未病」をさらに細かく分類して

そのステージに合ったケアをするのです。

早ければ早いほど、対処は簡単。

例えば白湯を飲む、体を温める、ということもアーユルヴェーダのケア。

とはいえ、自分で体調をメンテナンスするのは限界があります

未病のうちに気づいて対処すれば良い、それはまあ、わかります。

そういえども、どうしたって体調を崩すもの。

だからこそ、定期的にオイルトリートメントを受けることで

「未病」の、しかも「早期未病」のうちに対処できるのです。

私がアーユルヴェーダで一番お勧めしたいのが

「病気になる前にケア」すること。

ほとんどの方が「別に今病気じゃないから大丈夫」

と思っていらっしゃいます。

残念ながら「全く健康」な大人はほぼいない。

アーユルヴェーダを定期的に受けていただくことで、

早めに病気の芽を摘むことができるのです。