スリランカのアーユルヴェーダってどこから始まったの?

今年も行ってまいりました、スリランカ!


今回はスリランカのアーユルヴェーダの歴史をたどる旅でした。

スリランカにアーユルヴェーダが伝わった年代

紀元前5,6世紀ごろインドで発祥したアーユルヴェーダ。

仏教とともに、紀元前3世紀ごろにスリランカに入ってきました。

その後土着の医療ヘラウエダカマと融合しながらも、原型を保ちながら発展してきました。

スリランカ最古のアーユルヴェーダ病院遺跡

ミヒンタレーという町に、スリランカ最古のアーユルヴェーダ病院遺跡があります。


多くの病室、診察室、治療室が備わり、仏教の国スリランカらしく中心には仏塔がありました。

縁あってスリランカのアーユルヴェーダを学び、スリランカのオイルを使用している私には、この地味な遺跡がとても感動するものでした。

現代の若者が、古代の遺跡を発掘している

遺跡を訪れた時にちょうど、若い人がたちが鍬や熊手で遺跡を掘っていました。


彼らは大学で考古学を学ぶ学生さんたち。

こうした若い力が、古代の科学を発掘して再発見する。

アーユルヴェーダは生命の科学と訳されます。

遠く日本から縁あって訪れた私と、自国の文化を発掘している彼らが同じ時間に同じ空間で同じ思いを抱いていることこそが、生命の科学アーユルヴェーダなのかもしれません。