ドーシャって何?
アーユルヴェーダの3つの体質・ドーシャ
ヴァータ・ピッタ・カパ
聞いたことのある方、いらっしゃると思います。
この性質は、全ての万物に配合される材料と思ってください。
どれかの配合が多いと、その性質に左右されやすい
そういうものなのです。
この記事では、3つのドーシャについて詳しい説明はしません。
私のドーシャはこれ❤️と嬉々としていうのはちょっと違う
とかく日本人はラベリグが好きなよう。
血液型が○型だから私ってこういう人
星座が△だから私ってこういう人
占星術に関しては、膨大なデータがあっての統計学ですから
正確性はかなりのものだと私は思っています。
おっと、閑話休題。
「私はヴァータな人だからこうなの❤️」というのは、ちょっと違うのですね・・・
チェックシートや、カウンセリングであるドーシャになったとしましょう。
その意味はこうなんです。
「あなたは3つの材料のうち、ヴァータが多い配合でできている人です。
配合の多い材料は、油断しているとすぐに仲間を呼んできちゃう。
だから、うっかりしているとヴァータが多くなっちゃうのです。
つまりあなたは
ヴァータが増えやすく、ヴァータの悪いところが出やすい傾向がある人
ってことですよ」
だから、健康管理の上でドーシャを正しく把握しておくことは大切なのです。
ドーシャって、どっちかというといい意味じゃない
ドーシャって、血液型占いとは全く違った観点のものだということなのです。
そもそも「ドーシャ」を和訳すると
「増えやすいもの」という意味。
アーユルヴェーダでは、一つのものが「増える」のは「バランスを崩す」と考えます。
だから「ドーシャ」は「きゃ❤️」と喜ぶ類のものではないのです。
ヴァータドーシャの体質だとしたら、ヴァータの増加による疾患が出やすいよ
という意味なのです。
さて、ドーシャの本当の意味を踏まえつつ、それぞれの体質の人の特徴と付き合い方について連載します。