依存症家族のためのヨガ、何かいいものある?

依存症の家族とは

今朝、実姉からメッセージが届きました。

姉は相談機関で、依存症家族の相談業務についています。

「依存症家族に良いヨガってある?

悩みすぎて、考えすぎて、依存症について調べすぎちゃって、

頭がいっぱいになってしまっているような人たちがホッと落ち着けるようなヨガ」

依存症本人の治療はもちろん、一緒にいる家族の接し方や心の持ちようなどが依存症治療には欠かせないもの。

依存症本人同様に、大変な境遇にある家族が少しでも楽になる方法がヨガにあるのではないか?という依存症支援専門家から、ヨガ専門家への質問です。

そうですね・・・

やはりグランディング、つまり大地にしっかりと根をおろす効果のあるヨガをお勧めしたい。

グラウンディングヨガ

ヨガ教室に通える人たちばかりではないでしょう。

できるだけ簡単なものを紹介してもらいたいと考えました。

例えばこれ「天衝(てんつき)ポーズ」


パワンムクタアーサナというポーズのアレンジで、ふわふわと浮足立たせてしまう風の要素「ヴァータ」を減らすポーズです。

*ヴァータって何?こちらで説明しています

仰向けに横たわり、天井を足で突き上げる動作をリズミカルになんども繰り返します。

しっかり床に身を落ち着けて、リズムを刻むことで、浮き足立っている不安な心が静まります。

またこのポーズは筋力を高めてくれるので、心を穏やかに保ってくれる成長ホルモンの分泌も促されます。

依存症家族に限らず、落ち込みやすい方にはお勧めです。