太白ごま油ではなく、マッサージ用のごま油を使いたい

アーユルヴェーダオイルと言えば、ごま油

ごま油は、アーユルヴェーダでとても重要なオイルです。

薬草の成分をとかし出すベースオイルとして、最も多く使われています。



ごま油は、ph6.7と、体液に近いオイル。

浸透が良いため薬草成分を体内に運ぶ、運搬係としてとても良い仕事をしてくれます。

抗酸化作用の高いセサミン・セサモールが含まれていることは、有名ですね。

食用ごま油をマッサージに使っていいのか?

日本でよく言われるのが

「太白ごま油を加熱処理して、マッサージに使いましょう」

ということ。

私も6年ほど前に、ブログに上げていますね。

純度が高い太白ごま油を使って、加熱処理(キュアリング)をして抗酸化作用をもっと高めて、マッサージに使う。

これも悪くはないです。

だけれど、マッサージ用として販売されている

Toatal Ayuruveda社のスリランカ産のごま油
を使った時の衝撃といったら・・・!!!



浸透のよさ、速さ

肌への軽さ

香り

全てにおいて、キュアリングした太白ごま油とは違います。

本当にびっくりしました。

食用のごま油をキュアリングするよりは高価で、

「自分に使うのは、太白でいいかな」

と思っていました。

でも実際にスリランカ産のセサミオイルを使ってみて、この考えをすっぱりと捨てました^^;

それ以来セルフケアにもマッサージ用のスリランカ産セサミオイルを使っています。

産地・種類の違い

太白ごま油も含め、日本では一般的にごま油は食用です。

食べて美味しい品種を使って油を絞って作ります。

原料はほぼ全てが輸入で、ミャンマーや南米・アフリカなどたくさんの国のものを使っています。

一方、スリランカではゴマはあまり食用とはしていないようで、実際食べても美味しくありません。

産地の違いは、ゴマが浴びる日光の量の違いです。

育つ土壌から得る養分の違いです。

品種が違います。

スリランカのゴマは、普段私たちが食べているゴマより平べったいそう。

次回スリランカに行くときに、写真を撮ってきますね!

アーユルヴェーダ発祥の地のオイルを使うことで、最高の効果を得ることができると言えるでしょう。

サロンではセルフキュアリングオイルは違法

セルフケアで、太白ごま油をキュアリングして使うのは構いません。

もし、アーユルヴェーダサロンで

「私がキュアリングしたごま油を使っている」

言われたら・・・?

これって薬機法(薬事法)違反です。

化粧品として使えるのは、化粧品として製造・販売されたものだけ。

*自己責任において、セルフケアに使うのは全く問題ないです

アーユルヴェーダサロンリーラは、化粧品としてスリランカから正規輸入されているToatal Ayurvedaのオイルを使用しています。

万が一トラブルが起きた場合は、輸入代理店SunFrau社からの補償が得られます。

つまり、SunFrau社は万が一のトラブルを補償する義務を負っている。

だから、トラブルが起きないように厳密な検査・調査をしたオイルを輸入している。

それだけ、アーユルヴェーダオイルに責任を持って仕入れているのです。

この点にも惚れ込んで、ToatalAyurvedaのオイルをお客様の施術に使用しています。

逆に、うがい用は食用を

ごま油を少量口に含んで、ぶくぶくするうがい法。

この時は、化粧品用のオイルではなく、食用のごま油を使いましょう。

全ては適材適所。

法律やルールの意味をしっかり理解して、自分の体を守ってゆきたいですね!