美脚のためには、筋力アップの順序を守ろう

そろそろ「脚の冷え」「脚のむくみ」が気になるシーズン到来です。

夏のむくみとはまたちょっと違った、滞りから起こる冬のむくみ。

ふくらはぎの筋力をつけて、老廃物を取り込んだ血液を心臓に押し戻してゆくことが大切です。

「足は第二の心臓」という言葉を聞いた事あるのではないでしょうか?

その意味、こういう事なんです。

ふくらはぎの筋肉が収縮することによって、ポンプのように血液を心臓に戻してゆくんですね。

らはぎは老廃物をたっぷり乗せた静脈血が心臓に押し戻されて綺麗にされるために、大変必要な器官なんです。

しかしSatya yogaレッスンご参加者さまでも、脚全体の筋力が低下していて体を支える力がない方が結構多いのです。

ウッターナアーサナ

背骨を重力から解放するウッターナアーサナをとるとき、脚力が少ないために十分に前屈ができない方が少なくありません。

こういう方は、ふくらはぎはちょっと置いておいてください。

ふとともを使って立つ・歩く・座る!!を最優先に!!

太ももの筋肉は、体を前傾させてもそのまま倒れないようにストッパーとなってくれる筋肉なのです。

ウッターナアーサナが怖い、足先まで体重がかけられない、そういう場合はまず太もも(大腿四頭筋・大腿二頭筋)の筋力を鍛える事です。

歩き方でも「地面を蹴る」より「腿を脚の付け根に引きつける」を意識して「そのまま着地・太ももの筋肉を使って体を支える」の繰り返しをしてみましょう。

ウッターナアーサナが危なげなく取れるようになったら、ふとともの強化はそこまで。

あまり鍛えすぎると、今度は筋肉がつきすぎて脚の動き・骨盤の動きに制限が出てしまうので注意です。

腰の筋肉を使って脚を引き上げる、地面を軽く蹴って前進する、に意識を向けてゆきます。

腸腰筋、ふくらはぎを強化する段階に入ります。

一口に「筋力アップ」と言っても、順番があります。

ヨガのポーズは全身あらゆる筋肉を使っての動きですから、自分の筋力がどういう状態か嫌でもわかってしまいます。

つまり、体を磨く順序を間違えないで済むというお話^^

この辺り、DVDやエクササイズ本、そしてもちろんブログでもあまり書かれていないことだと思います。

セオリーの前の、準備にまで繊細に組み入れていく、Satya yogaのレッスンを受けるメリットです。