ダイエット目的のヨガは邪道?
「深く」ヨガをしている方は、「痩せる目的のヨガなんて・・・」と思う方が多いと思います。
私もそうでした。
でも、11年間ヨガ講師として4000人近い方に指導をする中で
「痩せる目的のヨガが、必要だ!」と気づきました。
今の私たちは、痩せている方もふくよかな方も、余分なものを身につけすぎています。
体も心も、栄養分たっぷり・余分なものたっぷりで、通りが悪くなっているんです。
どんなに良いものをプラスしようとしても、通り道が詰まっていては全く入らない。
まず、「ダイエット」が必要だ!と考えを変えました。
スロータス、ナーディ
専門的な言葉で言うと、心と体の通り道を
「スロータス」「ナーディ」「スシュムナー」なんて名前で呼ばれています。
ヨガのポーズや、瞑想の目的は、これらをお掃除して通りをよくすること。
お掃除しなければ、ものを見る目が濁ります。
直感も働かなくなります。
体も病気になります。
心と体を綺麗にしなければ、「心理の道」も開けないわけです。
どんなに素晴らしいことを学んでも、吸収することができない。
だから、まずはお掃除なのですね。
現代でいうと、ダイエット
それを今風に解釈すると「ダイエット」になるんですね。
ただし、ここで重要なのは
ダイエットして痩せるのが、最終目標ではないということ。
ですが、いいのです。
ヨガを続けて体が痩せた時に、見えるものが変わります。
「痩せる」がゴールではなかったと気づきます。
必ず。
サティア・ヨガで「ダイエットヨガ」に力を入れるようになったのは、そんな理由です。