男子ヨガスタジオに入らず?ヨガ男子が少ない理由と男子にこそヨガを勧める理由(1)
現在広く日本で行われているヨガは、実はインドではなくアメリカ経由だと知っていますか?
近代ヨガの歴史を見てゆきましょう。
インドからアメリカへ・ヨガが世界に広まる
1920年9月、インドから一人のヨガ行者がボストンに到着しました。
彼はパラマハンサ・ヨガナンダで、アメリカへ初めてヨガを伝えた人物です。
ヨガナンダの自伝「あるヨギの自叙伝」はスティーブ・ジョブズがipad2に唯一ダウンロードした書籍と言われています。
70年代から80年代アメリカ西海岸を中心に広がったニューエイジムーブメントとともに、ヨガも全米に広まって行きます。
その後、リチャード・ギア、マドンナなど多くのセレブリティたちがヨガ愛好家として知られるようになります。
ヨガは洗練された人たちのライフスタイルの一つとして、現在まで熱烈に支持されています。
日本のヨガの歴史
実は明治時代、日露戦争に先駆けて諜報員として満州に潜伏した経験があり、のちに実業家として成功を収める、中村天風氏によって日本にヨガが紹介されています。
天風氏は実業界からある日スパッと引退し、天風会という思索の会を立ち上げます。
ジョブズといい天風といい、実業家の男性にヨガ愛好家が多いのです。
もともとヨガは哲学
バラモンの系譜のなかで発展して来たヨガ。
そもそも男性的思想体系から生まれたもの。
ヨガは本来、男性に向いているのです。
ストレス緩和効果が実証されているヨガは、男性にこそ勧めたい
ヨガはストレス緩和効果が高いと、実証されています。
不安を和らげ、気分を安定させる効果があるGABAが、脳内に増えることがわかっています。
男性は女性に比べ、ストレス発散が下手だということも実証ずみ。
だから、ヨガをむしろ男性に勧めるのです。