こんにちは。洲濱(すはま)久美子です。
先日のチャクラ美人ヨガ・イギリス館レッスンで取り入れた自分脈診。
脈は、びっくりするくらいその時のあなたを教えてくれます。
医者以外は「脈診」なんてことば使ってはいけないのだけど、自分で自分を診断することは大丈夫。
今日の脈と昨日の脈の違いを知り、自分の状態と照らし合わせてみます。
「こんな脈の時は、わたしは疲れ気味だわ。無理は禁物な1日にしよう」
「こんな脈の時は、頭の回転が速いとき。複雑な仕事は今日の午前中に片付けよう」
なんて、日々の暮らしを上手に過ごす手掛かりになってくれます。
ぜひ脈診を覚えてくださいね^^
脈診をするとき、女性は左手首の脈・男性は右手首の脈を取ります。
脈をとる反対の手の人差し指・中指・薬指の長さを揃えて、そっと手首の動脈に当てます。
親指側の手首に、ぽこっと出ている部分が見つかりましたか?
橈骨茎状突起(とうこつけいじょうとっき)という場所です。
橈骨茎状突起の下、心臓方向に三本指を並べます。
人差し指、中指、薬指のどの指に強く脈が触れますか?
三本指のどの指の脈が、弱いですか?
三本の指はそれぞれ体の性質の傾向・ドーシャの状態を示しています。
・人差し指は、風のエネルギー・ヴァータが優勢なときに強く脈打ちます。
あなたの中に「速・軽・乾・冷」という要素が増えている証拠。
動き回っている時、忙しいとき・食事直後などに増えやすい要素です。
・中指は、火のエネルギー・ピッタが優勢なときに脈が強く触れます。
「熱・鋭・軽」といった特徴が増えている状態。
頭を使って考えている時、論争をしているとき、食後30分くらいなどに増えます。
・薬指は、地のエネルギー・カパが増えているとき脈を強く感じます。
「遅・重・冷・安定」という状態を示しています。
心が安定している・眠い・食後1時間くらいしたときに増えます。
また、脈全体が力強いのか、弱々しいのか、触れていると焦りを感じるリズムなのか、心地よい脈なのか。
あなたの生命エネルギーの様子も映し出してくれます。
わたしが脈診をおすすめする理由は、「診断」をすることではなく、「今の自分を知り・理解すること」の手掛かりにしてもらいたいから。
たとえ今日の脈が心地よくない脈であったとしても、しばらくじっとしているとその脈動も変化してきます。
じっと落ち着いて脈を観察する瞑想、と捉えていただいてもよいですね!