自分で気づかない心の痛み
不安や心配事を抱えている時、人はハートを守ろうとします。
猫背になって、ハートを守ったり
逆に威嚇するために、胸を張ったり
無意識のうちに、姿勢にあなたの不安が出るのです。
そのことに気づかないと、心がすり減ってしまう。
呼吸も浅くなり、自律神経が乱れてしまいます。
鬱状態になってしまうのです。
ところが人は自分を守るために、ストレスに慣れてしまうのです。
ストレスと折り合いをつけて行けるのなら、それはそれでよし。
困るのが、ストレスをないことにしてしまうこと。
確実にダメージは、あなたの中に傷跡を残します。
頑張り屋さんほど、要注意!
ヴィパリータカラニがやりにくい時
ヴィパリータ・カラニ
背中立ちのポーズ。
肩立ちのポーズ・サルワーンガアーサナとは違います。
このポーズをするときに、胸の裏側
つまり背中の上部がつるように痛むことがあります。
そう感じる時は、あなたが自分の心に大きな痛みを感じている時。
不安や心配を抱えている時、です。
ハートチャクラが閉じ・固くなり・心が凍えそうになっている時。
ハートチャクラがうまく働かなくなると、
ますます自分とのコミュニケーションがうまくいかなくなってしまう。
無理だよ!疲れたよ!!
そんなメッセージも、自分で無視してしまい倒れるまで頑張ってしまいます。
ハートチャクラのバランスをとる逆転系のポーズ
ヴィヴァリータ・カラニ(背中立ち)・サルワーンガアーサナ・シャシャンカアーサナなど
逆転のポーズは、心の乱れを教えてくれると同時に
心の働きを正常にしてくれます。
そして一つ一つのポーズの微妙な差が、違った角度から心のバランスを取ってくれるのです。
ヴィパリータカラニは、ハートチャクラへ働きかけます。
体内のハートあたりが凍ってしまうと、無感動・無気力になったり。
心身の流れが止まって、カサカサになってしまっているのです。
アーユルヴェーダの表現をすると、風と空間のエネルギー・ヴァータのアンバランスが起きていると言えます。
逆立ちすると、喉の奥に唾液が分泌されるでしょ?
これは『生命の雫・アムリタ』とされていて、私たちに栄養とエネルギーを与えてくれるものなのです。
乾いた心に潤いを与え、疲れた体がパワーを取り戻すのに適したポーズなのです。