あえての、ヘナオレンジ
ケミカルカラーリングをした髪に、ヘナケアをするとどんな色になるのでしょう?
カラーリングはしたい、でもこのまま髪に負担をかけるのはちょっと・・・
そう思うかた、多いです。
<ヘナケアビフォア>
ケミカルカラーリングで、とても美しい色合いです。
この色味を出すのは、ヘナでは無理。
ケミカルならではの微妙な栗色、美しい発色です。
<ヘナケアアフター>
オレンジ色が、鮮やかに発色しています。
艶も素晴らしく、悦子さんの華やかな美貌をより一層引き立てている!
このオレンジ色を、あえて生かす。
悦子さんはイメージコンサルタントであり、トータルで美に関わるお仕事をしていらっしゃいます。
ヘナケア後に、プロフィール写真を新たに。
ヘナ100%の色が引き立てるお仕事です。
一方、昨日ヘナケアにおいでくださった佐藤明子さんは、教育のお仕事をなさっているので、
明るい髪色はNG。
インディゴで色味を抑えました。
ケミカルカラーリングの後は、ヘナの色がくっきり発色します
ケミカルカラーの後の発色がはっきりとするのは、なぜでしょうか?
染毛の仕組みに、その理由はあります。
ケミカルカラーリングは1剤、2剤と二種類の薬品を使いますね。
1剤は本来の髪色を脱色するもの。
2剤はつけたい色の染料を髪の毛の繊維に絡ませます。
黒髪にヘナを乗せると、悦子さんのようにはっきりオレンジ色には発色しません。
色味の明るさは感じるものの、日にすかさないとオレンジ色には見えません。
ところが、ケミカルカラーリング後の髪の毛は、黒色を脱色しています。
ヘナは、ケミカルカラーリング剤と同じく、髪の毛の繊維に色素を絡めます。
ですから、ここまではっきり発色するのですね。
TPOに合わせてインディゴを
ケミカルカラーリングをした髪にヘナをする場合、かなり明るく発色するかもしれない
そう思っておいてください。
ご自身のお仕事、立場に合わせて、ダークに抑える必要があるならば
インディゴブレンドを考えてみてくださいね。