「ヘナ」は、本来いわゆる髪染めではありません。
アーユルヴェーダのヘルスケアの一つです。
しかし嬉しいことに、ヘナには染色効果があるのです。
これを利用して、ヘアカラーリング効果も狙ってしまおう!
ということで、ナチュラル派の方がヘナをカラーリング剤として使っています。
ヘナは髪の毛の繊維から染まります
ヘナ中のローソンという成分が、髪の毛の中の繊維に絡みつきます。
そのローソンは、オレンジ色。
しっかりと髪の毛を中から染めてくれます。
つまり、カラーリングと同じ原理。
髪の毛を切るまで、色は落ちません。
(日光による退色はもちろんあります)
ヘナのデメリットは、色のコントロールができないこと
髪の毛が豊かになる、ツルツルになる、体の中のケアになる
そんな素晴らしいヘナケアですが、最大の難点が
発色がイマイチ
という点なのです。
普通のカラーリングと同じように考えると、「えー・・・・」とがっかりすることもあるかもしれません。
ヘナのカラーは赤〜オレンジ。
髪の毛の繊維に色が絡みつくので、黒髪も陽に透かすと色がついていることがはっきりわかります。
・白髪多め、ヘナ100%の場合
・白髪少なめ、ヘナ100%の場合
かなり明るく発色します。
これを抑えるには、インディゴパウダーを配合します。
・白髪少なめ、ヘナ+インディゴ
インディゴのデメリットは、アレルギーを起こす人がいるということ。
また、頭皮や髪の毛を乾燥させる作用があるので、最大1時間半の置き時間で流します。
せっかくのヘナの栄養を吸収しきる前に、流さなくてはならないのですね。
何を優先にしたいか考え、ヘナケアにトライしてください
素敵な色味の髪を楽しみたい、その気持ちが強い方は、普通のカラーリングを選ぶと良いでしょう。
何事もバランス。
ご自分のライフスタイルに合わせてカラーリングも選んでくださいね^^