こちらのコラムとは別に、アメブロにブログを書いています。
さきほどこんな記事を書きました。
かいつまんで言うと
『ママのための時間も大切!
だけれども、子どもが小さいうちの触れ合いを極力心がけて。
なぜなら小さな頃の親子のふれあいが、信頼関係を構築し、
大きくなった時の諸問題、思春期の反抗や非行も含め、
親が介入できなくなった問題に直面したときに、
親子で耐えられる力を作ってくれるから』
と言うこと。
愛情ホルモン・オキシトシンの効果
ブログには『体験的にスハマが知っていることなので』と書きました。
しかしこれは科学的にも証明されていること。
触れ合うことで、人はオキシトシンというホルモンを脳内から分泌します。
認知症の方へのタッチケアの効果は、まさにこのホルモンの影響。
認知症の症状も緩和する報告がなされています。
オキシトシンは、別名『愛情ホルモン』と呼ばれます。
人が自分と他者との間に、愛着と信頼を築く仕掛けです。
オキシトシンが分泌されると、人を信頼でき、人を愛し、優しさを知った人間に成長します。
人の触れ合いの基本は、母親との触れ合いです。
ですから、ブログに書いてある通りなのです。
ちなみに父親は子どもの親になったからといって、すぐに子どもへ愛情を持てるわけではありません。
やはり触れ合いを通して、オキシトシンを分泌していく。
これの有無が決定的な父子関係の決め手となります。
自閉症スペクトラム障害への効果
自閉症スペクトラム障害、つまり発達障害は人しての傾向をさすために『根本的な治癒』はありません。
性格と同じように考えていただければ間違ってはいないかな。
しかし、このオキシトシンをたくさん分泌させることで、『他者への関心』を引き起こし、『人への配慮・優しさ』を増すことができるのです。
ふれあいがどれだけ大切か、この一点でも理解できますね。
触られるのが嫌な子どもには
自閉症スペクトラムの子どもの中には、『触られるのが嫌い』という子どもが少なからずいます。
ふれあいが大切、触れ合いによって愛情ホルモンが放出されると書いてきました。
しかし触れられることがストレスであるならば、そのアプローチは間違っています。
例えば、目を合わせること。
これも嫌がるお子さん、いますね。
同じ空間にいること。
存在で、子どもと触れ合うことで、同じ効果があると私は確信しています。
ママヨガの記事で書いたように、やはり同じ時間を共有することは発達障害であっても定型発達であっても
子どもが育つ過程には不可欠なのです。
どうぞ、このことを心の隅に置いて置いてくださいね。