こんにちは。洲濱(すはま)久美子です。
こんなご感想をいただきました。
いつもはこの辺(左腰)に何かがあるってひっかかるのに
ヨガレッスンに通ってくださって丸3年のAさんは、華奢な体で仕事に子育てにがんばっていらっしゃる女性です。
頑張りが背骨を固めてしまっているのです。
ヨガポーズで、あるところまでは本当に柔らかくなりました。
ここから、が進まなかったのですよね。
今日のレッスンは、パルシステムカルチャースクールの講座なので、体からのアプローチでヨガをお伝えするようにしています。
Aさんの「ここから」は、気の通り(=ヨガ用語でプラーナといいます)をよくすることが必要だと見ました。
ですから、パッシモターナ(背中に陽光を受けるポーズ・前屈)を取りながら、尾てい骨から頭の先まで丁寧に息を上げ下げしてゆきました。
みなさんの背骨にわたしの手を沿わせていただいて、呼吸と手の動きをシンクロさせます。
Aさんは仙骨あたりから上に行かなかった「気」が、すっと通った感触がありました。
レッスン後にご感想くださったAさんのお話では、そのタイミングがまさに!「体が動いた」と感じた瞬間だったようです。
気が動くと、体が動く。
ヨガの教え、実体験から導かれたものだとつくづく思います。
背骨が動いたのはほんのわずかでしたが、ほとんど下がらなかったAさんの肩甲骨が下がりました!
肩甲骨が下がる(お尻の方向に動く)と、何が起こるか?
胸が開いて、前屈みだった肩が本来の位置に近づいてくれます。
肩こり、首こり、呼吸の浅さが改善されてくるのです。
Aさんだけでなく、他のみなさんもレッスン始めの姿勢と、レッスン終わりの姿勢はびっくりするほど変わっていました。
カルチャー講座なので、写真撮影が禁じられているのが口惜しい・・・。
肩とか首とか、すっきりしました!!そんなお声があちこちから上がった、今日のレッスンでした。