昨日、今日と都立大にてデトックス&チャージヨガレッスンを開催しました。
初参加の方が3名さま、そしてなんとさいたまからおいでくださった方もいらっしゃり、講師としても気が引き締まる思いです。
ヨガ初心者さんの不安NO.1、こんなご質問が連日飛び出しました。
はい、体が固くてもヨガは大丈夫です。
むしろ初心者さんは、体が固い方こそヨガに向いています。
体が固い方のほうが、ヨガのポーズの刺激を多く感じることができるからです。
ポーズで体に刺激を受けると、嫌が応でもその部分に意識を向けることになりますね。
つまり自分の意識が、自分の内面に向かっていくのです。
ヨガの目的、ヨガの目指すところは、体を柔らかくして美しくポーズを決めることではありません。
ヨガの目的は、心の動揺を沈めて常に平静な自分で居られるようになること。
そのためには、自分の心の状態を見つめなくてはなりません。
体が固い方は、ヨガポーズによってより簡単に感覚という自分の内側に心を向けることができやすいのです。
どんな時に動揺するのか。
どんな時に喜び、心震えるのか。
普段仕事をしているときや、家事をしているとき、また普通に歩いている時に自分がどう感じ、どう考えているのか見つめることはありますか?
おそらく心の有り様など、気にとめることはないでしょう。
わたしたちの心は、外側の刺激に対して向いています。
自分の内がわに心を向けることは、案外難しいものなのです。
ヨガポーズの刺激をひとつの手掛かりとして、内面に心を向ける練習をしましょう。
体が柔らかい方は、その点ちょっと難しい部分があります。
難なくポーズを取れるから、あまり体に刺激は行かず、それによって心を内側に留めることができにくいんですね。
ヨガ初心者としては、ヨガの真価を感じるのにハードルが上がってしまいます。
ヨガ初心者さんは、むしろ体が固い方が有利です。
ヨガを続けて行くと、さらに違った理解が展開してゆくのですが、とりあえず初心者さんは体の固さを歓迎してくださいね。