おはようございます、洲濱(すはま)久美子です。
朝起きてすぐって、体が硬いですよね。
動かして行くうちにだんだん柔らかさを取り戻してゆきます。
でも、動かさないでも体が柔らかくなる事もあるんですよ。
一心に、誰かのために願うときです。
自分を高めたい!と内的な方向に願いを込めると、どちらかというと体がしっかりしてくる気がします。
ほかの誰かを思うと、股関節から・胸から、ふわわわわっと緩んできます。
そして、これが「私の好きな人のために」などという個人的感情からの願いだと、集中力が続かずにお尻の辺りがむずむずして、落ち着かない体になる。
ほんとに体って、心と切っても切れない関係にあるんです。
試してみてください。
朝起きてすぐ、座って誰かのために一心に願う。
それだけで、例えば開脚のポーズがいつもより数段深まったりします。
ヨガをいかに深めていっても、結果って見えにくいんです。
ですから、続けて行くことがかなり難しい。
結果がでたという実感の小さな積み重ねがあるからこそ、人は学びを続けて行けるんだと思います。
結果を出すためにヨガをするのではありません。
ヨガという、気の遠くなるほどつかみどころのない学びを続ける原動力にするため、結果を出すのです。
今朝はそんなことを、ふと感じました。