おはようございます、洲濱(すはま)久美子です。
我が家の次男、かなりのヨガ上級児です。
と、言ってもヨガのポーズとか呼吸法とかなんとかいうことは全くできません。
彼は、自分の体調を逐一把握できるという能力が優れているから、ヨガ上級児なんです。
前々から計画して楽しみにしていた家族遠足に、朝早くから出かけよう♪と準備していた今朝の出来事です。
いつもより30分ほど遅く起きてきた次男(それでも6時だけどね)、開口一発こう言いました。
「なんか気分が悪いの。調子が悪いと思うの。
こことここがちょっと痛いし」
この子どもは、ごく小さい頃から熱を出す数時間前から食事をパスしたり、眠ったりとかならずサインをだしてきました。
ですから母も、彼の言うことにはすぐに反応して予定を変更します。
急遽長男と夫の男二人旅に変更しました。
朝は熱はでていませんでしたが、案の定眠りに入りました。
現在38℃突破。39℃越すでしょうね。
どんなに楽しみなことがあっても、自分の体のサインをキャッチする冷静さと、おやすみを選択する賢さを持っている次男です。
これって、大人でも難しいことだと思いませんか?
我々はよく「ちょっと無理しちゃって、熱出しちゃった」「あのときの無理が原因かなぁ、体調崩しちゃった」なんて口にします。
実は体のサイン、受け取っているんですよ。
ですが心がそれをはねつける、なかったことにしちゃう。
体と心がお互いを無視し合うので、結果的に体調を崩すわけです。
次男は、心のサインも、体のサインも敏感に気づく子どもです。
人間関係がしんどいときは、しっかりと「おやすみしたい」と言います。
熱を出す、という体からのサインにすり替えません。
ストレートにそのまま表現します。
体と心は繋がっていますが、お互いに引きずり合うことがないようです。
まさにヨガの目指すところ、母が日々研鑽し、でも挫折し続けている境地です。
ヨガの目標は、最上の選択をいつでもできるようになること。
次男がすばらしいヨギ(ヨガ行者)だなと思うのは、こんな理由からなのです。
長男はまったく逆で、心が体に・体が心に引きずられっぱなし男子( - -;)
しかし彼なりに「なんか落ちつかない!今日は授業中ほかのことしちゃったんだ」という行動を緒に「おれ、なんか落ちつかない原因ってあったかな?」って探っているみたいです。
体がこころに引きずられるから、行動に変化があったら自分をチェックしたほうがいいと考えている様子。
チェックしたからって言って、行動が改まるわけではないんだけどね(苦笑)
しかしこんな長男も、やっぱりすばらしいヨギだと思っています。
自分自身というものを、心と体と魂とまるっと一つで捉えられている彼らです。
母は見習いたいと思います。