◆母は別格でした。ヨガ講師として
おはようございます、洲濱(すはま)久美子です。
昨日は都立大ママヨガレッスンのあと、ヨガの勉強会に参加してきました。
体をきちんと理解して、ヨガで怪我をしない、ヨガで怪我をさせないという講座。
70代、80代の生徒さんを多く持つ母には役立つな、と思い母も誘いました。
内田先生の講座は初めてですが、とってもすばらしかったです!
体験的に知っていることを、きちんと整理して落とし込んでくれる講座です。
先生もキュートですてき。これって重要ですよね。
今日も講座があります。いまからわくわくしすぎて、早朝から復習中のわたしです。
こういう場に出てみると、思います。
うちのおかあさん、す・すごい・・・・
参加者は20代の女性が大半だと思います。
ヨガのポーズや知識量から言ったらきっと母よりずっとすぐれている人ばかり。
でも、母とは格が違う。
きっと昨日出席しただれよりも(講師の先生よりも!)ながくヨガをやっています。
骨格・筋肉・動きから見るヨガの勉強だって、何十年も前からやっています。
それが「スゴい」の理由じゃない。
せっかく勉強したことだって、頭だけで理解しようとしてもポロポロ忘れてしまうし(笑)
ヨガの解剖学的知識にせよ、ヨガ哲学にせよ、全て母は自分が目にしたり体験したりしたことに落とし込んで理解しているところがスゴい。
生徒さんだって、齢を取って来てるからあれこれ病気やらなんやら不調が出てきます。
生徒さんの不調をカウンセラーのように受け止め、それに必要なヨガをありとあらゆる経験から引き出す。
これはできないことですよ。
母がレッスンで、どこかから仕入れた知識のみで話しているのを聞いたことがありません。
おばさんですから、聞いた話の披露も大好き。
「試してガッテンで見たんだけど○○らしいわよ。理由は忘れちゃった。どなたか覚えてる方いらっしゃる??」
そんなこと言って、みんなで検証したりしてます。
で、結論は出さない。だって母が実践して理解している訳じゃないから。
「自分が見聞きした情報を、見聞きした情報としてシェアする」
「自分が見聞きした情報を、シェアする」
この違いってわかりますか?
知ったかぶらない。
情報の不確か性についても、きちんと発信している。
母のやり方、情報開示の基本を押さえたやり方だと思うのです。
昨日の講師・内田かつのり先生が強調していた「わからないものはわからない。知識を入れただけでは、生徒さんに役立つ智慧にはなり得ない」を、本能的に実践している母。
ヨガに限らず、何かを指導している方でこれを実践できている人って何人いるのかしら?
内田先生の講座も、母の姿勢もWで学べる今回の学びは、ものすごくお得でした。
内田先生、母、今日もよろしくお願いいたします。