スリランカではアーユルヴェーダを国で保護しています
今年のスリランカの旅は、アーユルヴェーダのルーツと今を知ることが目的の一つ。
現在スリランカでは、国を挙げてアーユルヴェーダの保護に乗り出しています。
伝統医療省という省庁があり、自国の宝であるアーユルヴェーダをしっかりと立て直そうとしています。
アーユルヴェーダはヨーロッパ人によって押しやられた
スリランカでは、植民地時代に西洋医学がアーユルヴェーダを押しやった歴史があります。
紀元前3世紀ごろに伝わったアーユルヴェーダは、土着の医療と結びついてスリランカの人たちに身近な医学でした。
そのアーユルヴェーダを、西洋人たちは野蛮なものとして位置付け、また昔から木簡で伝わるアーユルヴェーダの医学書を自分の国の博物館に展示するために略奪しました。
独立前のスリランカでは、アーユルヴェーダがバラバラな状態になってしまっていたのです。
独立後、各地でバラバラに行われていたアーユルヴェーダを体系化したのがウィクラマラッチという人。
アーユルヴェーダオイルのレシピを統一したのも、このウィクラマラッチさん。
当サロンが使用しているアーユルヴェーダオイルを作った人です!
質が高く、効果が出て当たり前ですね^^
国立大学でアーユルヴェーダを教えています
スリランカではアーユルヴェーダ医師は西洋医療と並んで、国家試験を通った医師です。
そのための大学が2つあります。
当サロンのオイルを作ったウィクラマラッチさんは、大学も作っているのですが、それがこの大学に学部として残っています。
ガンパハ県にあるケラニア大学。
もう一つが、首都コロンボにあるコロンボ大学。
洲濱が教えを乞うた、アーユルヴェーダ医師Dr.Prasadはケラニア大学出身。
来年はコロンボ大学出身の医師に学ぶ予定です♡
ここで学んだ若い人たちが、どんどん世界にアーユルヴェーダを広めてくれると思うとワクワクしますね!