アーユルヴェーダとアロマテラピーの違い
アーユルヴェーダ、日本ではまだまだ認知されていません。
アロマテラピーと、アーユルヴェーダの違い、わからないな
と言う方がほとんど。
「リンパマッサージ」と混同なさっている方も^^;
アーユルヴェーダは、インド古来から行われてきた
伝統医療です。
リラクゼーションやいわゆる各種マッサージとは違います。
インドやスリランカでは、アーユルヴェーダ医師が患者に適した施術を処方します。
処方にしたがって、看護師やプラクティショナーがマッサージや浣腸などを行うのです。
オイルマッサージは、あくまでアーユルヴェーダの治療の一部分。
そして、アーユルヴェーダオイルは薬。
薬草を煮出して作られた、れっきとした薬です。
都合上、化粧品として輸入・流通していますが、薬だと言うことを認識してくださいね。
お薬手帳を思い出して
現在、病院に行くと院内処方は少なくて院外処方を求められます。
その時に、お薬手帳を必ず提出しますよね。
今飲んでいる薬の確認、過去に飲んでいた薬の確認。
薬へのアレルギーなど
薬剤師さんが、専門の知見で判断して処方しています。
医師が見落とした薬の飲み合わせの悪さも、指摘してくれます。
(のはずですよ!本来!!)
アーユルヴェーダオイルはどうでしょうか?
違うオイルをブレンドしたら、どうなるでしょうか?
やはり、現代医療がだす薬と同じことが言えるのです。
アーユルヴェーダオイルは、多種類の薬草が煮込まれている
アーユルヴェーダオイルは、びっくりするほど多くの種類の薬草等が原料になっています。
なんと52種類の薬草から作られるレシピ。
古くから作られているレシピ故に、今では絶滅してしまった薬草もあるため、
現在では36〜42種類の薬草で作られています。
一つのオイルでも、こんなにたくさんの材料を含むのですから、複数のオイルをブレンドしたらどうでしょうか??
予測不能の、化学変化が起きるかもしれません。
しかも、その作用はさらに予測がつきません。
アーユルヴェーダオイルがなぜ効くのか、化学で解明し切れていないのです。
アロマテラピーのように、ブレンドはしないでくださいね!
サロンで施術を受ける場合は、施術者がオイルについてきちんと理解していますので安全です
(そのはずですよ!!!)
セルフケアの場合が要注意です。
あるオイルを皮膚に塗って、
皮膚から浸透し体内を循環する時間を見計らって
次のオイルを塗るようにしてください。
だいたい1時間くらいかな・・・?
基本は、一回のオイル塗布は、一箇所一種類
そう思っていただくと間違いはありません。