妊娠中体が柔らかくなる?硬くなる?

こんにちは、洲濱(すはま)久美子です。

ママヨガに通ってくださっているTさん、第二子ちゃんを授かったそうです^^

Satya yogaママヨガレッスンでは、マタニティママさんのご参加も大歓迎です。

・安定期に入っていること
・主治医の先生の許可を得ていること
・ご自身の体が辛くないこと

を条件に、安全を最優先でリラックスすることを目的に参加してくださいね。

DSC_0647

妊娠中、体って柔らかくなる?硬くなる?どっちでしょう??

出産に備えて、あっちこっちの関節を緩めるために靭帯をはじめとして筋肉が緩みます。

体のメカニズムとしては、妊娠中は「体が(筋肉が)柔らかくなる」で正解!

ただ、つわりやお腹の張りのために日常の動きが少なくなったり、お腹の重さで行動が制限されたりしますので筋肉が硬くなることも当然起こります。

妊娠中「体が硬くなる」も、結果としては半分正解!

ヨガのインストラクターさんによっては「妊娠中は体が柔らかくなるから、チャンスよ!」とおっしゃることもあるようですね。

これや、要注意!

ホルモンのバランスで、筋肉や靭帯が柔らかくなるといいました。

ということは、強度も下がるということです。

スポーツ選手が靭帯が伸ばした、って聞いたことありますよね。

靭帯(骨と骨をつなぐ役割の筋肉です)が伸びきってしまうと伸縮性がなくなるということ。

関節を上手に動かすことや、体重を支えることができなくなってしましまいます。

妊娠中の緩みやすい体を、ヨガポーズで無防備に伸ばすことって危険だなってわたしは考えています。

マタニティヨガで留意していただきたいと考えること。

関節と関節がしっかりつながっていることを感じられるように、ポーズをとる。

わかりにくいですね。

セツ・バンダアーサナ(橋のポーズ)で説明しましょう。

*今日は妊婦さんがいらしたので、バンダ(お腹の締め付け)は入れていません

DSC_0647

仰向けから立膝で、腰を上げて行くポーズです。

つま先・膝・足の付け根の幅が同じになるように足を整え、内腿の筋肉を収縮するようにポーズをとりましょう。

無防備に腰をあげると、膝の関節部や股関節・腰を痛める危険性があります。

妊娠中の体の変化、きちんと知って健やかな体を保ちたいものですね。

*もうひとつ、妊娠後期の妊婦さんは仰向けになると血圧が急激に下がって気が遠くなることもあります。
そんな時は即座にポーズを停止、左下にして休んでくださいね。