高校の友人が、会社を辞めたとのこと。

お祝いしようよ!とFBでコメントしたところ、他の同級生も集まってきた。

アマンでお祝い。

アマン東京は、高級ホテルです。

神奈川県立高校出身の庶民ですから、家作があって贅沢が身についてるの♪

という人々ではない。

高校を卒業してから24年の間に、アマンでお祝いしよう!うんそうしよう!

そう言えるだけの経済力を自分で身につけているってことだなと感激しています。

そう、彼女たちは自分のやりたいことのために遠回りしたり

自分のやりたいことのために苦手なことにコツコツ取り組んだり

自分のできることを積み上げてきた結果が今。

一般的に言って高給取りです。

それすらも、自分の目的のために通過点でしかない。

高給にしがみつかない。

だから、今回の退職祝いになるわけです。

これが、本当の意味で仕事をするってことだと思うのです。

それに対してね・・・

FBをはじめとしたSNSでかしましく言われる

「働かないで月収100万」「不労所得で楽して儲ける」

この人たちは、仕事をしているとは言わないと思うのです。

それが目的ならば、ね。

不労所得で楽して儲けて、それをどのように使うか。

この感覚がないと、お金に振り回される人生で終わります。

この間とても残念な話を聞きました。

あるアーユルヴェーダサロンの女性が、

「オイルトリートメントは疲れるから嫌い。

体を動かさないで稼げる方法があるのよ」

と言っていると聞きました。

何かのネットワークビジネスで儲けようということらしい。

「月収7桁いかないと、ダメよ」なんてアーユルヴェーダスクールの生徒に言っていたとか。

伝聞ですけれど、彼女の振る舞いを見ているとさもありなんという感じです。

ヨガはもちろん、アーユルヴェーダも人が人として幸せに生きるお手伝いです。

だからこそ、命の科学と呼ばれるわけです。

このような考えをする人は、たとえ「月収7桁」を達成しての幸せにはなれないのです。

なぜなら、幸福を感じるのに必須な神経伝達物質が分泌されないといった、具体的な理由がいくつもあるからです。

人は体を動かし、心を傾けて仕事をするから幸せを感じる。

際限なくカネを追及することなく居られる。

もっと言えば、紙幣や硬貨自体に価値がないことは証明されています。

働きに応じた、そして使い道のあるお金を稼ぎましょう。

それが働いて幸せになるただ一つの道です。